産婦人科

産婦人科で妊娠が分かった場合、必ずてんかんの話、薬の話を全て伝えなくてはいけません。産婦人科のクリニックと総合病院のどちらかがいいか・・・・と考えたいのですが、実際は、ほとんど選べないのが現状のようです。

ハイリスク妊婦の現状

てんかんの話をした時点で、リスクのある妊婦として、拒否されることもあります。急な陣痛で救急車によって運ばれても、病院をたらい回しにされた方もいます。地元の病院で、「出産難民」という言葉を始めて聞きました。理由は、発作が起きた時に、責任を取れないということ。

私の場合は、里帰り出産をすることを伝えていたので、近くの産婦人科でそれまでの検診をしてもらうことが出来ました。妊娠29週目頃でしょうか、胎児がだいぶ子宮口の近くに下りてきてるということで、いつ産まれてもいいように、里帰りを早めた方がいいという診断をされました。その時の医師の言葉は、忘れません。

「産まれそうになっても、うちの病院では責任取れないから、今日でこちらには来なくていいです。」
この病院は体重管理について厳しいと有名だったのですが、私は一度も指導を受けたことがありませんでした。出産に関わらない患者は、関係ないということでしょうか。腹立たしく、悔しい思いをしましたが、これが現実なのかもしれません。

病院の連携

可能ならば、始めからハイリスクにも対応可能な環境が整っている産婦人科、もしくは総合病院での受診をお勧めします。私が出産した病院は、産婦人科メインの総合病院でした。

医師も看護士も、リスクをきちんと理解してくれました。妊婦としての相談はもちろん、てんかんの薬や発作の気遣いなどがあり、安心して任せられました。

産婦人科の理解と同様に、てんかんの病院との連携は大切だと思います。

  • てんかん担当医から、産科担当医への紹介状(発作や薬の情報提供)を作成してもらう。
  • てんかん担当医へは電話やメールで連絡が取れるようにお願いしておく。

これらの準備をしておけば、体重増加による薬の血中濃度の減少や、切迫流産・早産、妊娠中毒症、発作の増加などによる薬の使用や変更にも、適切に対応してもらえます。そして、不安が強まってしまう本人にも、納得のいく説明をしてもらえます。妊娠中は、少しでも不安やストレスを減らすのが、本人にもお腹の子にも大切ですから。