出産にむけて

体調管理

一番大事なことは、発作を行いことです。お腹に子供がいると思うと、どうしても悪いものを排除したいという気持ちが沸いてきます。発作を起こさなければ、少しでも薬の影響を減らしてあげたい・・・。

しかし、薬を飲んでの妊娠が決まった以上、この考えは間違えです。妊娠中の発作は非常に危険です。発作による転倒や事故。そして、ひきつけを起こしている時は、お腹の子に酸素が行かない状態になります。90%の希望とともに妊娠した以上、私たちに出来ることは、体調を安定させることです。

体重が増加していくと、てんかんの薬の血中濃度が低くなることがあります。妊娠期間中は、このことにも注意して、とにかく発作を起こさないように過ごすことを心がけます。

出産方法

いざ、出産を迎えられる時期になった時、考えるのは、出産方法をどうするかということです。
発作が落ち着いていれば、自然分娩。リスクがあると考えられれば、帝王切開になると思います。リスクのひとつは、出産中の発作です。無酸素状態が長く続けば、脳への障害が心配されます。

私の場合は、5ヶ月の時に一度発作がありましたが、その後は、比較的体調が落ち着いていたこともあり、自然分娩ということになっていました。

医師からは、ひとつだけ説明を受けました。
「分娩中に発作が起きた場合時は、発作を止めることを最優先と考え、薬を使用します。」薬の影響よりも、発作中の胎児へのリスクを考え、そちらを優先しますとの説明でした。隠すことなく、丁寧に前もって説明をしてくれたので、納得し、出産に挑めました。

実際は、出産時に発作は起きなかったのですが、へその緒が首に巻きついた状態で引っかかり呼吸が弱くなった時間があったため、医師がお腹の上に乗り、押してくれてやっと産まれました。大変な状態でしたが、時間は短く30分で産まれました。

それでも、産後の私の唇は真っ青だったそうです。何十時間も続いていたらと思うと、発作を起こさない自信がありませんでした。息子が、私に負担をかけないように、頑張って早く出てきてくれたのだと思っています。